静的ルーティング

NICが2枚あったりすると別々のネットワークに接続できたりするのでなかなか便利。
だけど、それぞれのネットワークにどんなIPが広がっているか設定しておかないといけない。
でないと、どっちから受け取ってもデフォルトゲートウェイのある方へお返事を返してしまう(?)ような気がする。
ので、ルーティングを設定。
いまいちよくわかってないけど、とりあえずこれで出来たので良しとしてしまう。

まず、

ifconfig

で、ネットワークの状況を確認。

eth0 Link encap:Ethernet HWaddr 00:11:22:33:44:55
     inet addr:192.168.1.101 Bcast:192.168.1.255 Mask:255.255.255.0
・・・・・・
・・・・・・
eth1 Link encap:Ethernet HWaddr 00:11:22:33:44:56
     inet addr:10.10.10.101 Bcast:10.10.10.255 Mask:255.255.255.0
・・・・・・
・・・・・・
lo   Link encap:Local Loopback
     inet addr:127.0.0.1 Mask:255.0.0.0
・・・・・・
・・・・・・

みたいな。

続けて、

cat /etc/sysconfig/network

で、デフォルトゲートウェイを確認。

NETWORKING=yes
NETWORKING_IPV6=no
HOSTNAME=katzplus.com
GATEWAY=192.168.1.1

みたいに出てくるので、デフォルトゲートウェイはeth0側に設定されてる、はず。
eth0から来たものはそのまま返して問題ないけど、eth1から来たものがeth0に返されても路頭に迷うだけなので、この部分を指定してあげます。

vi /etc/sysconfig/network-scripts/route-eth1

でeth1側に送り返すアドレスを指定します。
ファイルがなければ[route-eth1]という名前で新規ファイル作成になります。
書き方はこんなカンジ。

# second network
10.0.0.0/8 via 10.10.10.1 dev eth1
・・・・・・

記入が終わったら保存。
有効にするにはネットワークの再起動が必要なので

/etc/init.d/network restart

で再起動して、

インターフェース eth0 を終了中:       [ OK ]
インターフェース eth1 を終了中:       [ OK ]
ループバックインターフェースを終了中    [ OK ]
ループバックインターフェイスを呼び込み中 [ OK ]
インターフェース eth0 を活性化中:     [ OK ]
インターフェース eth1 を活性化中:     [ OK ]

で、すべてOKなら再起動成功です。
正常にアクセスできるかクライアント側から確認します。