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使用していないNICのMACアドレスを確認

MACアドレスはifconfigコマンドで使っているものについては確認できる。

# ifconfig
eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:0D:E4:AC:37:62
          inet addr:192.168.1.10  Bcast:192.168.1.1  Mask:255.255.255.0
          inet6 addr: fe80::fa0f:41ff:fe0c:306d/64 Scope:Link
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:20927967 errors:0 dropped:4346 overruns:0 frame:0
          TX packets:13823127 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:1000
          RX bytes:1704246343 (1.5 GiB)  TX bytes:1443416185 (1.3 GiB)
          Interrupt:169

lo        Link encap:Local Loopback
          inet addr:127.0.0.1  Mask:255.0.0.0
          inet6 addr: ::1/128 Scope:Host
          UP LOOPBACK RUNNING  MTU:16436  Metric:1
          RX packets:209435 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:209435 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:0
          RX bytes:15911333 (15.1 MiB)  TX bytes:15911333 (15.1 MiB)

こんなカンジで。
しかし、実は使用していないNICがあって、そこの部分のMACアドレスを確認したい時がある。
簡単なのは、繋いでもう一回ifconfigすればいいってことなんだけど、
遠隔だったりしたらそうも行かないので、別のコマンドで確認。

# dmesg | grep eth5
tg3 0000:0c:00.1: eth5: Tigon3 [partno(BCM95718) rev 5717100] (PCI Express) MAC address d8:cb:8a:aa:dd:cc
tg3 0000:0c:00.1: eth5: attached PHY is 5718C (10/100/1000Base-T Ethernet) (WireSpeed[1], EEE[1])
tg3 0000:0c:00.1: eth5: RXcsums[1] LinkChgREG[0] MIirq[0] ASF[1] TSOcap[1]
tg3 0000:0c:00.1: eth5: dma_rwctrl[00000001] dma_mask[64-bit]

こんなカンジ。
これでETH5のMACアドレスは「d8:cb:8a:aa:dd:cc」ってことが分かる。

HDDを増設

gnomeなりxfceなり動作していればこんな手間はかからないような。
コンソールのみの環境だからか、いろいろと作業が必要になります。

  1. まず、接続されたHDDがサーバに認識されているか確認する。
    dmesg | grep sd*

    辺りで確認できる、はず。
    接続したHDD上にがSATAではなく、PATAの場合は

    dmesg | grep hd*

    となるらしい。
    ここでは「/dev/sdb」にディスクが見つかった体で進みます。

  2. HDD上にパーティションを作成する。
    fdisk /dev/sdb

    で、対話モードのディスクユーティリティに入ります。
    helpを確認すると「n」で新しいパーティションを作成できるようなので、これで進みます。
    拡張 or 基本パーティション → p(基本パーティション)
    パーティション番号 → 1
    先頭シリンダと最終シリンダ → 全領域を使用するので両方ともエンターキーのみ
    最後に「w」で今まで設定した項目を書き込んで確定、ということになります。

  3. 作成したパーティションをフォーマットする。
    mkfs.ext4 /dev/sdb1

    でext4形式でフォーマットします。
    /dev/sdb1は/dev/sdbにあるディスクの1番目のパーティションという意味のようです。
    2TBで1時間ぐらいかかった、かな?

  4. フォーマットされたパーティションをマウントする。
    ここから先はいつもどおり。
    事前に

    mkdir /mnt/D
    chmod 777 /mnt/D

    でHDDのマウントポイントを作成しておきます。

    vi /etc/fstab

    で、fstabに

    /dev/sdb1 /mnt/D ext4 defaults 0 0

    ぐらいで書き込み、終わったら

    mount -a

    で、fstabを再読み込み。

    df

    で、サーバに認識されているか確認します。