Extra Packages for Enterprise Linuxという便利なパッケージ集があるので、このリポジトリを追加してみる。
まず、GPG-Keyを/etc/pki/rpm-gpg/にダウンロードする。
EPELのGPG-Keyはrikenのサイトの中にあるのでここから。
cd /etc/pki/rpm-gpg/ wget http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/RPM-GPG-KEY-EPEL-6
取り込んだら/etc/yum.repos.d/にEPEL用のファイルを作成する。
vi /etc/yum.repos.d/epel.repo
#Extra Packages for Enterprise Linux (EPEL) [epel] name=Extra Packages for Enterprise Linux (EPEL) baseurl=http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/6/$basearch/ enabled=0 gpgcheck=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-EPEL-6
ファイル名 … *****.repoであれば好きなもので。
[*****] … 適当に。他のリポジトリ名とかぶらなければOK。
name … 適当に。これも他のリポジトリとかぶらなければ大丈夫だと。
baseurl … ダウンロードしに行くところ。「$basearch」は「x86_64」だったり「i386」だったりのアーキテクチャが自動で入る。
HTTPでもFTPでも大丈夫なので
http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/distributions/fedora/epel/6/$basearch/
とか
ftp://ftp.kddilabs.jp/Linux/distributions/fedora/epel/6/$basearch/
でもOK。
enabled … 有効/無効。デフォルトは1(有効)。デフォルトで入っているリポジトリ以外のものを有効にしていると予期しないアップデートが入っちゃったりするので自分で追加したものは基本は0(無効)にしておく。
gpgcheck … GPG-Keyをチェックするか否か。デフォルトは0(無効)。せっかく取り込んでいるので1(有効)に設定。
gpgkey … ダウンロードしたGPG-Keyの位置。この指定方法がいけるならHTTPでもいけそう。
gpgkey=http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/epel/RPM-GPG-KEY-EPEL-6
でもいけました…。
ファイル作成まで終了したら
yum --enablerepo=epel update
とかで
epel | 3.7 kB 00:00 epel/primary_db | 3.1 MB 00:02
のようなカンジで読み込まれているか確認する。
もし、何がしかのエラーが出るということであれば、
yum clean metadata
yum clean all
rpm –rebuilddb
あたりを試してみる。