HDDを増設

gnomeなりxfceなり動作していればこんな手間はかからないような。
コンソールのみの環境だからか、いろいろと作業が必要になります。

  1. まず、接続されたHDDがサーバに認識されているか確認する。
    dmesg | grep sd*

    辺りで確認できる、はず。
    接続したHDD上にがSATAではなく、PATAの場合は

    dmesg | grep hd*

    となるらしい。
    ここでは「/dev/sdb」にディスクが見つかった体で進みます。

  2. HDD上にパーティションを作成する。
    fdisk /dev/sdb

    で、対話モードのディスクユーティリティに入ります。
    helpを確認すると「n」で新しいパーティションを作成できるようなので、これで進みます。
    拡張 or 基本パーティション → p(基本パーティション)
    パーティション番号 → 1
    先頭シリンダと最終シリンダ → 全領域を使用するので両方ともエンターキーのみ
    最後に「w」で今まで設定した項目を書き込んで確定、ということになります。

  3. 作成したパーティションをフォーマットする。
    mkfs.ext4 /dev/sdb1

    でext4形式でフォーマットします。
    /dev/sdb1は/dev/sdbにあるディスクの1番目のパーティションという意味のようです。
    2TBで1時間ぐらいかかった、かな?

  4. フォーマットされたパーティションをマウントする。
    ここから先はいつもどおり。
    事前に

    mkdir /mnt/D
    chmod 777 /mnt/D

    でHDDのマウントポイントを作成しておきます。

    vi /etc/fstab

    で、fstabに

    /dev/sdb1 /mnt/D ext4 defaults 0 0

    ぐらいで書き込み、終わったら

    mount -a

    で、fstabを再読み込み。

    df

    で、サーバに認識されているか確認します。