Zabbix Agentd を Windows にインストール

Web Interface があればAgentは何台あっても一緒、ってことでWindowsにも zabbix agentd をインストールしてみることにする。
Ver.1.8向けだけど日本語のインストールマニュアルもある。
今回入れるのは2.0だけど、やることはほぼ変わらない。
すべてAgentインストール対象のWindows機でやってしまって大丈夫。

まずはzabbixのダウンロードページからWindows用のファイルをダウンロード。

ダウンロードしたZIPを解凍すると、binフォルダとconfフォルダがある。
使用するのは32bitか64bit、自分の環境に合った方のEXEファイル3つ、
「zabbix_agentd.exe」・「zabbix_get.exe」・「zabbix_sender.exe」と、
confファイル。
confファイルは「zabbix_agentd.win.conf」というような名前になっているので
コピーを取って「zabbix_agentd.conf」という名前に変更しておく。

confファイルを改変しておく。

75行目辺りに Zabbix Server のIPアドレスを指定するところがあるので、
ここを自分の環境に合ったサーバのIPアドレスに変更。

#Server=127.0.0.1
Server=192.168.1.12

116行目付近にも生存確認を行うサーバのIPアドレスを記入する部分があるので、
ここにもサーバのIPアドレスを記入する。

#ServerActive=127.0.0.1
ServerActive=192.168.1.12

最低限の変更はこれで終了。
ファイルを保存して終了。

対象のWindows機のCドライブ直下にEXEファイル3つとCONFファイル1つ、計4ファイルをコピーする。

  • zabbix_agentd.exe
  • zabbix_get.exe
  • zabbix_sender.exe
  • zabbix_agentd.conf

次に、コマンドプロンプトから

C:\>zabbix_agentd.exe --install

と入力。

zabbix_agentd.exe [****]: service [Zabbix Agent] installed successfully
zabbix_agentd.exe [****]: event source [Zabbix Agent] installed successfully

となったら、サービスのインストール成功です。

これで、
コントロールパネル > 管理ツール > サービス
を開くとサービスが並んでいる中に「Zabbix Agent」という項目が出てくる。
これを右クリックして「開始」を選択。状態の表示が「開始」になればAgentとしての起動は成功。

稼働が開始されると、Cドライブ直下に「zabbix_agentd.log」というファイルが作成される。